前回ご紹介したエコな植物たちの繊維。今回はそれを使って毛(?)糸を作ろうと思います。
通常毛糸はウール、つまり羊の毛から作られることが多いのですが、実際には繊維であればなんだって糸にすることができます。
植物性天然繊維の綿や麻の毛糸は、風通しも良く爽やかな着心地なのでサマーニットなどにもってこいです。また、動物性ではカシミヤやシルクなどがデリケートなベビー用の細くやわらかい毛糸に使われます。
ではエコな植物繊維で毛糸を作ってみたらいったいどんな風合いのものができるのでしょうか。
今回はインゲオ(コーン)繊維を使用してみました。細くやわらかい繊維でバンブー(竹)繊維に似ています。この繊維束を買ったお店の人に聞いたところ、繊維も細くすべりやすいので初心者にはちょっと不向きだとか。でもまぁ気にしません。慣れるまでは大変でしょうが慣れてしまえば同じです。
さてさて、不慣れな手つきでスピンドルを回します。前回ご紹介したような、実に地味な作業を黙々と続けること1時間。ようやくある程度糸にすることができました。太かったり細かったり少々不格好ですがなかなか味のある仕上がり。自分的には大満足です。
さてできあがった束を丁寧に巻き直し、試しにかぎ針で編んでみました。やはり編んでみないと実際の肌触りは分かりませんからね。
結果は…普通の毛糸ではありえない、非常に滑らかでさらっとした肌触り。上品な光沢もあり、かつ太めの手紡ぎ毛糸なのであたたかみもあるという、実にちぐはぐで興味深い風合い。もしこれで何か作ったら個性的でおもしろい作品に仕上がりそうです。
何がいいかしら?帽子とか簡単そうですね。今から夢が膨らみます。







